HIROSHIMA 1958 エマニュエル・リヴァの広島展

映画『ヒロシマ・モナムール(邦題:二十四時間の情事)』の主演女優エマニュエル・リヴァが撮影した1958年の広島の写真の発表を中心に、記憶と忘却のテーマを扱います。

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映画『ヒロシマ・モナムール(邦題:二十四時間の情事)』の主演女優、エマニュエル・リヴァが撮影した1958年の広島の写真の発表を中心に、記憶と忘却のテーマを扱います。
古代ギリシアにおいて諸芸術を司るムーサたちの母親は、記憶の女神ムネモシュネでした。
広島の生き生きとした表情を捉えた写真が、女性によって記録されたことは偶然ではないかもしれません。記憶と芸術を結びつける女性に敬意を表した展覧会にしたいと考えています。

実施期間:平成20年11月25日(火)~12月7日(日)
会場:ギャラリーG、クリックファーム・ギャラリー,広島県立美術館地下講堂
趣旨:
戦後映画を代表する監督のひとりアラン・レネの長編映画『ヒロシマ・モナムール(24時間の情事)』撮影されて、今年で50周年を迎えます。戦後の広島を舞台に、男女の出会いをとおして、戦争の記憶と再生への希求を描いたこの傑作は、マルグリット・デュラスの原作とともに世界中で親しまれています。自らも第二次世界大戦に苦悩したデュラスの平和へのメッセージは、今日さらに重要さを増しているとも言えるでしょう。
昨年、映画に岡田英治とともに出演したフランス人女優、エマニュエル・リヴァが当時撮影した写真が発見されました。1958年当時の広島の子供たちを中心に、ロケの様子や当時の町が克明に記録されている貴重な写真です。私見では、アマチュアとは思えない、卓越した視線が伺える興味深い写真でもあります。リヴァさんは、これらの写真を、撮影されたカメラや、当時広島の人々から贈られた着物などとともに、大切に保管されていましたが、50年という節目に際して、ぜひ日本の人々にも見ていただけたらと考えていらっしゃるようです。
わたしたちは映画史にとっても貴重であり、また広島の歴史のためにも大切な、これらの写真を展覧会のかたちで紹介し、市民のみなさまと共有したいと願っています。
         HIROSHIMA 1958   港千尋(多摩美術大学教授)
                      マリ=クリスチーヌ・ドナヴァセル(元・東京日仏学院長)

主催:HIROSHIMA 1958、HIROSHIMA 1958「エマニュエル・リヴァの広島」サポーター会議
後援:広島市
協賛:駐日フランス大使館、東京日仏学院、エールフランス、クルチュール・フランス、エプソン、ニコン、吉井画廊
協力:広島市公文書館、広島日仏協会、広島市中央部商店街振興組合連合会、(株)インスクリプト、シネツイン、シネマキャラバン、ギャラリーG、クリックファーム・ギャラリー、NPO法人セトラひろしま

■内容:展覧会とトークショー
●展覧会
◆ギャラリーG会場
○会期:平成20年11月25日(火)~12月7日(日) 11:00~20:00 
*最終日17:00まで
○住所:広島市中区上八丁堀4-1公開空地内
*広電白島線-- 縮景園前電停下車
○展示内容:写真(半切版 20点)、リヴァさんの着物、カメラ等
○お問い合せ:TEL:082-211-3260
○入場料:無料

◆クリックファーム・ギャラリー
○会期:平成20年11月25日(火)~12月7日(日) 11:00~18:00 
*最終日は17:00まで
○住所:広島市中区白島中町2-10(社)シャルム白島101 
*安田学園・郵便貯金ホールの近く。アストラムライン白島駅下車徒歩2分
○展示内容:写真 (半切版 10点、8×10版 25点)
○お問い合せ:TEL:082-222-9054
○入場料:無料

【オープニング・レセプション】*港千尋氏を迎えて
○平成20年11月25日(火) 18:00~ 会場はクリックファーム・ギャラリー
○参加費:1,500円(参加自由)

◆広島県立美術館地下講堂
○会期:平成20年11月25日(火)~12月5日(金) 11:00~17:00 
*初日11月25日(火)は12:00~,12月1日(月)は休館日
○住所:広島市中区上幟町2-22
*市内路面電車・バス「縮景園前(しゅっけいえんまえ)」下車約20m
○展示内容:ドキュメント映像上映スライドショー(映像インスタレーション)
○入場料:無料

◆トークショー
○日時:2008年12月6日(土) 14:00~16:00
○会場:広島県立美術館地下講堂
○内容:
基調講演:港千尋(多摩美術大学教授)
トーク:エマニュエル・リヴァ
マリ=クリスチーヌ・ドウ=ナヴァセル(元・東京日仏学院長)
ドミニク・ノゲーズ(作家・批評家)
シルベット・ボドロ(スクリプター)
港千尋
○入場料:無料

◆レセプション
○日時:2008年12月6日(土) 17:00~19:00
○会場:ギャラリーG
○参加費:1,000円(参加自由)


◎トークショー参加者 略歴
○エマニュエル・リヴァ Emmanuelle Riva
女優。1927年生。舞台女優として活躍していたが、『二十四時間の情事』(レネ、1959)で映画初主演を飾る。続けて『ゼロ地帯』(ポンテコルヴォ、1960)、『モラン神父』(メルヴィル、1961)、『テレーズ・デスケルウ』(フランジュ、1962、ヴェネツィア国際映画祭女優賞)、『山師トマ』(同監督、1965)などの映画に出演。1969年、蔵原惟繕監督による石原プロ製作『栄光への5000キロ』に助演、話題を呼ぶ。その後の出演作に『自由、夜』(ガレル、1983)、『トリコロール/青の愛』(キェシロフスキ、1993)ほか。現在も活動を続けている。

○マリ=クリスチーヌ・ドウ=ナヴァセル Marie-Christine de Navacelle
元・東京日仏学院長(1996~2001)フランス外務省で映画担当官を務めたのち、来日。日本での任期中、ロベール・ブレッソン全作品上映特集(東京国際映画祭、1999年)を手掛けたほか、日本では知られることの少ない映画作品・映画作家の上映企画などに携わる。「東京の夏」音楽祭では〈音楽と映画〉プログラム(2000年)、〈音楽と文学〉プログラム(02年)に参加。ポンピドウセンターでの映画祭「シネマ・デュ・レエル」では、大島渚や今村昌平をフランスに紹介している(現在、名誉会員)。2004年から06年にかけて、フランス国立図書館での対談シリーズ「書くこと、撮ること」を『カイエ・デュ・シネマ』誌と共同企画。

○ドミニク・ノゲーズ Dominique Noguez
作家・映画批評家・エッセイスト。1942年生。小説『黒い愛』(1997)でフェミナ賞を受賞。映画に関する著作など多数。マルグリット・デュラスと10年近くにわたる親交をもつ。デュラスの映画をめぐる彼女自身へのインタビュー集『デュラス、映画を語る』(岡村民夫訳、みすず書房、2003。原著、1984)がある。『デュラス、マルグリット』(2001)につづき、2冊目のデュラス論の執筆を終えたばかり。1994年に京都に滞在し、その印象録である『私は京都で何も見なかった』(1997)も刊行。邦訳に『レーニン・ダダ』(鈴村和成訳、ダゲレオ出版、1990)、『人生を完全にダメにするための11のレッスン』(高遠弘美訳、青土社、2005)。

○シルベット・ボドロー Sylvette Baudrot
映画『二十四時間の情事』製作時のスクリプター(記録係)。高等映画学院(IDHEC)を卒業後、コクトー、タチ、ヒッチコック、ミネリ、ルイ・マル、ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン、コスタ=ガウラスらと仕事をし、現在もポランスキーのスクリプターを務めている。アラン・レネの作品のほとんどに関わっている。

○港千尋 Minato Chihiro
写真家、批評家、映像人類学者。1960年生。多摩美術大学情報デザイン学科教授。2007年にヴェネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナーを務め、岡部昌三の作品を紹介。著書に『群衆論』(リブロポート、1991。ちくま学芸文庫、2002)、『記憶』(講談社、1996、サントリー学芸賞)、『映像論』(日本放送出版協会、1998)ほか多数。写真集に『瞬間の山』(インスクリプト、2001)、『文字の母たち』(同、2007)、『レヴィ=ストロースの庭』(NTT出版、2008)ほか。編著に『岡部昌三 わたしたちの過去に、未来はあるのか』(東京大学出版会、2007)ほか。写真家として、日本および欧米各地で展覧会を開催。

■連動企画:
「ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)」上映   
○会場:シネツイン本通  ℡082-241-7711
○2008年11月22日(土)~12月5日(金) 毎日11:00~ 1回上映 
○料金:800円

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